「アイダ設計で555万円の平屋が建てられるってホント？！」「実際にはいくらくらいかかるの？」アイダ設計のCMで話題になった「555万円の家」は、今も建てることができるのでしょうか？
この記事では、アイダ設計の555万円の家が販売終了になった理由や、現在の最安値プランである「888万円の家」の概要、間取り、評判について詳しく解説していきます。さらに、アイダ設計の平屋を建てるメリット・デメリット、よくある質問なども紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
アイダ設計 555万円の平屋は販売終了！現在は888万円の平屋が最安値
結論から言うと、2024年6月現在、アイダ設計の「555万円の家」は販売を終了しています。
CMで話題になった「555万円の家」は、1LDKの規格住宅で、建物本体価格のみが555万円という設定でした。しかし、実際には土地代、外構工事費、設計料、付帯工事費、諸費用など、さまざまな費用が別途必要となり、総額では1000万円以上かかるケースがほとんどでした。そのため、555万円という価格に惹かれてアイダ設計を選んだものの、最終的に予算オーバーになってしまったという方も少なくないようです。
555万円の平屋はいつまで販売されていたのか？
555万円の家は、2011年ごろから販売が開始され、2015年ごろに「888万円の家」へとリニューアルされました。888万円の家もその後販売を終了し、現在のアイダ設計では、2LDKの「999万円の家」が最安値の規格住宅となっています。
ただし、2024年6月現在、アイダ設計では「888万円の家」が復活しており、平屋ではないですが、2階建て24坪3LDKの「ブラーボ ミニマルプラス」として販売されています。
555万円の平屋はどんな間取りだったのか？
555万円の家は、15.25坪の1LDKの間取りで、リビング・ダイニング・キッチンと寝室が1部屋というコンパクトな設計でした。
規格住宅のため、間取りを変更することはできませんでしたが、夫婦2人暮らしや単身者向けの住まいとして、人気がありました。
555万円の平屋は実際にはいくらだったのか？
555万円の家は、建物本体価格のみが555万円で、実際に家を建てるには、以下の費用が別途必要でした。
- 土地の取得費用
- 付帯工事費（電気、水道、ガスなどの引き込み工事など）
- 設備費（キッチン、浴室、トイレなどの設備など）
- 外構工事費（庭、門、駐車場など）
- 消費税
- 各種手数料
これらの費用を加えると、総額では1000万円以上かかるケースがほとんどでした。
555万円の平屋はどんな人が購入していたのか？
555万円の家は、主に以下のような人が購入していました。
- 単身者
- 夫婦2人暮らし
- セカンドハウスとして購入する人
- 予算を抑えたい人
ただし、間取りが1LDKと狭いため、ファミリー層や、収納スペースを多く必要とする人には、あまり向いていませんでした。
555万円の平屋の後継商品はあるのか？
555万円の家の後継商品としては、「777万円の家」「888万円の家」「999万円の家」が発売されましたが、現在は「999万円の家」のみ販売されています。
「888万円の家」は、2024年6月現在、2階建て24坪3LDKの「ブラーボ ミニマルプラス」として復活しており、税込888万円で販売されています。
アイダ設計 888万円の平屋の概要と間取り
アイダ設計の888万円の家は、2階建て24坪3LDKの「ブラーボ ミニマルプラス」として販売されています。
間取りは固定プランで、1階は15.5帖のLDK、洗面所、浴室、2階は4.5帖の洋室、5.5帖の洋室、6帖の主寝室、そして各部屋に収納が付属しています。
888万円の平屋の価格に含まれるもの
888万円の価格には、建物本体価格、地盤調査費、建築確認申請費、第三者住宅検査機関による品質検査費、現場管理費、仮設工事費、屋外給排水工事、屋外電気引き込み工事、消費税、エアコンセット、カーテンセット、LED照明セットが含まれています。
888万円の平屋の価格に含まれないもの
888万円の価格には、以下の費用は含まれていません。
- 土地の取得費用
- 外構工事費
- オプション費用
888万円の平屋の坪単価は？
888万円の平屋の坪単価は、約37万円です。
ただし、間取りや仕様によって坪単価は変動します。
888万円の平屋の広さは？
888万円の平屋の広さは、24坪（79.48㎡）です。
888万円の平屋の間取りは？
888万円の平屋の間取りは、2階建て24坪3LDKの固定プランです。
1階は15.5帖のLDK、洗面所、浴室、2階は4.5帖の洋室、5.5帖の洋室、6帖の主寝室、そして各部屋に収納が付属しています。
アイダ設計の平屋の評判・口コミ
アイダ設計の平屋の評判は、価格の安さ、品質の良さ、担当者の対応など、さまざまな面で評価されています。
ただし、中には、施工の品質やアフターサービスに不満を持つ声もみられます。ここでは、アイダ設計の平屋の評判・口コミを、価格、品質、サービス、設計、施工の5つの観点から詳しく紹介します。
アイダ設計の平屋の価格に関する評判
アイダ設計の平屋は、価格が安いことが大きな魅力です。
特に、888万円の家は、税込み価格で、エアコン、カーテン、照明などもセットになっているので、非常にコストパフォーマンスが高いと評判です。
ただし、オプションを追加すると価格が大幅にアップしてしまう可能性があるので、注意が必要です。
アイダ設計の平屋の品質に関する評判
アイダ設計の平屋の品質は、価格の安さから考えると、決して悪くありません。
特に、耐震性能や断熱性能は、同価格帯の他のハウスメーカーと比較しても遜色ないレベルです。
ただし、施工の品質にはばらつきがあるという声もみられるので、契約前にしっかりと確認することが大切です。
アイダ設計の平屋のサービスに関する評判
アイダ設計のサービスは、担当者によって対応が大きく異なるようです。
丁寧に対応してくれる担当者もいれば、対応が雑だと感じる担当者もいます。
そのため、契約前に複数の担当者と面談し、自分の希望に合った担当者を見つけることが重要です。
アイダ設計の平屋の設計に関する評判
アイダ設計は、狭小地や変形地での設計に強いという評判があります。
ただし、規格住宅の場合、間取りの自由度は低いため、こだわりの強い人には、あまり向いていません。
アイダ設計の平屋の施工に関する評判
アイダ設計の施工は、品質にばらつきがあるという声もみられます。
そのため、契約前に、施工実績や評判などをしっかりと調べるようにしましょう。
アイダ設計の平屋と他のハウスメーカーを比較
アイダ設計の平屋は、ローコスト住宅として人気がありますが、他のハウスメーカーにも、魅力的な平屋を提供しているところがたくさんあります。
ここでは、アイダ設計の平屋と、他のハウスメーカーの平屋を比較して、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
タマホームの平屋との比較
タマホームは、アイダ設計と同じく、ローコスト住宅を専門とするハウスメーカーです。
アイダ設計と比較すると、タマホームは、間取りの自由度が高く、さまざまなタイプの平屋を建てることができます。
ただし、アイダ設計よりも坪単価が高くなる傾向があります。
一条工務店の平屋との比較
一条工務店は、高断熱・高気密住宅を専門とするハウスメーカーです。
アイダ設計と比較すると、一条工務店は、断熱性能や気密性能が非常に高く、省エネ性能に優れています。
ただし、アイダ設計よりも坪単価が高く、価格を抑えたい人には、あまり向いていません。
アキュラホームの平屋との比較
アキュラホームは、自由設計を専門とするハウスメーカーです。
アイダ設計と比較すると、アキュラホームは、間取りやデザインの自由度が高く、個性的な平屋を建てることができます。
ただし、アイダ設計よりも坪単価が高くなる傾向があります。
アイフルホームの平屋との比較
アイフルホームは、LIXILグループのハウスメーカーです。
アイダ設計と比較すると、アイフルホームは、LIXIL製の設備を標準装備しているため、品質が高いという点がメリットです。
ただし、アイダ設計よりも坪単価が高くなる傾向があります。
その他おすすめの平屋を提供するハウスメーカー
アイダ設計以外にも、魅力的な平屋を提供しているハウスメーカーはたくさんあります。
例えば、以下のハウスメーカーもおすすめです。
- 住友林業
- 積水ハウス
- セキスイハイム
- ミサワホーム
- ヘーベルハウス
これらのハウスメーカーは、それぞれ特徴や強みを持っているため、自分の希望に合ったハウスメーカーを選ぶようにしましょう。
アイダ設計の平屋を建てるメリット・デメリット
アイダ設計の平屋には、さまざまなメリットとデメリットがあります。
ここでは、アイダ設計の平屋を建てるメリットとデメリットについて、詳しく紹介します。
アイダ設計の平屋を建てるメリット
- 価格が安い
- 狭小地でも対応可能
- 自社プレカット工場で品質管理が徹底されている
- 標準仕様で有名メーカーの設備を採用している
- コンセプト住宅など、さまざまな商品ラインナップがある
アイダ設計の平屋を建てるデメリット
- オプション仕様にすると価格が大幅にアップする可能性がある
- 保証期間が短い
- 担当者の対応にばらつきがある
- 施工の品質にばらつきがあるという声もみられる
アイダ設計の平屋に関するよくある質問
アイダ設計の平屋に関するよくある質問をまとめました。
家づくりを検討する上で疑問に思うことは、ぜひ参考にしてください。
アイダ設計の平屋は、土地の形状が複雑でも建てられるのか？
アイダ設計は、狭小地や変形地での設計に強いという評判があります。
そのため、土地の形状が複雑な場合でも、対応できる可能性が高いです。ただし、実際に建てられるかどうかは、土地の状況や建物の規模などによって異なるため、事前にアイダ設計に相談するようにしましょう。
アイダ設計の平屋は、地震に強いのか？
アイダ設計の平屋は、耐震等級3をクリアしている商品もあります。
ただし、すべての商品が耐震等級3をクリアしているわけではありません。
そのため、契約前に、耐震性能についてしっかりと確認することが大切です。
アイダ設計の平屋は、断熱性能が高いのか？
アイダ設計の平屋は、断熱性能の高い商品もあります。
ただし、すべての商品が断熱性能が高いわけではありません。
そのため、契約前に、断熱性能についてしっかりと確認することが大切です。
アイダ設計の平屋は、アフターサービスが充実しているのか？
アイダ設計は、最長35年の保証期間を提供しています。
ただし、保証期間内であっても、有償のメンテナンスが必要となる場合もあります。
そのため、契約前に、アフターサービスの内容についてしっかりと確認することが大切です。
アイダ設計の平屋は、他のハウスメーカーと比べて価格が安いのか？
アイダ設計の平屋は、他のハウスメーカーと比較すると、価格が安い傾向にあります。
ただし、オプションを追加すると価格が大幅にアップしてしまう可能性があるので、注意が必要です。
まとめ
アイダ設計の555万円の家は、現在では販売されていませんが、アイダ設計は、ローコストで高品質な家を建てることができるハウスメーカーです。
アイダ設計の平屋を検討する際は、価格の安さだけでなく、品質、サービス、設計、施工など、さまざまな面を比較検討することが大切です。
そして、契約前に、しっかりと情報収集を行い、後悔のない家づくりを進めましょう。
